宮城県優良住宅協会ってどんな団体?
「地元の工務店に建築を依頼したいけど、どこに頼んで良いかわからないな…」「なんとなくハウスメーカーの方が安心ね」「知り合いに工務店を紹介されたけど大丈夫かな?」と地域の工務店にお願いしたいと思っても、得られる資料や情報量が少なかったり、せっかくの各工務店のノウハウや強みがあっても発信の場がなく、お客様に伝わりづらい事で判断が出来なかったり、維持管理や保障面に心配事があったりする場合があると思います。
そんなお客様の地域の工務店への興味や期待、不安等、様々な思いをしっかりと受け止めて伝わるよう、〈建てる・修繕する〉から〈永く住まう・快適に暮らす〉をテーマに各工務店と一緒になって考え、取り組み、実践する、地域や地元を本当に支える工務店約50社※を集めて「宮城県優良住宅協会」を設立いたしました。
※2019年3月現在
宮城県優良住宅協会のスピリット
「より地元」を守る
当会は、地元に寄り沿って皆様の家を守るため宮城県へ「災害時における被災住宅の応急修理に関する協定書」を提出し、平成24年10月に宮城県と防災協定※を取り交わしました。宮城県と連携する事で信頼強くして、皆さまの大切な家を守ってまいります。
※防災協定とは
宮城県内で災害が発生した場合に、宮城県地域防災計画に基づき県が行う公共土木施設等の応急復旧について、各種団体等が所有する建築資機材及び労力の提供及び緊急パトロールなどを行う内容の協定を締結し、応急対策業務の充実を図るため締結しているものです。
出典:「災害時における被災住宅の応急修理に関する協定書」|宮城県
https://www.pref.miyagi.jp/site/bousaikyoutei/
「より身近に」なる
家には、一人一人様々な悩み事があります。新築やリフォーム、リノベーション、改築、増築、購入時の住宅ローン、空き家問題や相続・売却・活用・管理等、そんなお一人お一人の様々な悩み事や困り事を、一括でご相談いただけるよう、皆様の「住宅相談窓口」を設けました。家に関する些細なことでもお気軽に当会にご相談ください。宮城県内の70社を超えるスペシャリスト達がお手伝いいたします。
「より組織化し」サポートする
当会は全国47都道府県で会員数が3,000社以上、年間3万棟以上の新築と30万件のリフォーム及びリノベーションの実績を上げている「一般社団法人JBN・全国工務店協会(以下JBN)」に加盟しています。JBNは7つの明確なる役割の元(下記のJBNの7つの役割を参照)、工務店の事務、技術、人材、品質、情報等の面をサポートを行い、各地域工務店と関連事業者と共に、地域に良好な住環境を創り、木造建築物と業界の未来に貢献することを目的としている社団法人です。
JBNの7つの役割
- 役割1
- 国や都道府県に協力するとともに、業界の実情を報告し、施策への反映を要望します。
- 役割2
- 平時においても災害時においても、「地域に必要とされる工務店」の存在をアピールします。
- 役割3
- 国や業界の委員会へ委員を派遣し、工務店に国の施策や社会情勢などの情報を正確にわかりやすく伝え、消費者の安心と信頼を獲得するために経営に活かしてもらいます。
- 役割4
- 工務店業界の継続のために、技能者の育成、管理者・設計者の教育、経営者の交流を図ります。
- 役割5
- 木造建築に必要な研究開発を行い、地域工務店の強みにしていきます。
- 役割6
- 木造建築に関係する他団体と協力し合い、共存・共栄を図ります。
- 役割7
- 地域工務店にとって何が必要かを考え、工務店で運営します。
これらの役割を果たすために、国土交通省、経済産業省、環境省、林野庁などの中央省庁からの協力を得たり、中央省庁とのヒヤリングや意見交換、政策提言などを行っています。
出典:JBNとは|一般社団法人JBN・全国工務店協会
https://www.jbn-support.jp/about/
「建てたあとが大事」宮城県優良住宅協会がお勧めするシステム
住宅履歴情報管理システムとは
住宅は建てる前も大事ですが、建てた後が本当の意味では大事なのです。建築後、点検や増築、リフォームや修繕、それらの履歴が残っていないとどうなるでしょうか? 問題が発生した時に不具合の特定に時間が掛かった事で余計な費用が発生したり、リフォームやリノベーションする時に施工時に思わぬ問題で妨げになったり、売買する時の査定(適正な評価)にも影響します。そんな時に「住宅履歴情報管理システム」で管理していれば、新築当時の図面や建築確認の書類、点検、修繕箇所等が全て記録されているので、大変便利です。
住宅履歴とは?
住宅を建築する際に必要な「設計図書」と呼ばれる各図面(平面図や施工図)をはじめ、建築に使用した部材や資材、建築確認の書類一式、保守や定期点検、修繕、リフォーム等の履歴まで住宅のあらゆる記録を蓄積して管理しているのが住宅履歴です。
住宅履歴情報管理システムのメリット
- 定期的な維持管理が可能。
- 何か不具合があった時、図面や建築許可の書類、部材や資材情報もあるので、スムーズに工務店さん(大工さん)が対応できます。また調査の工数や施工日数も減らす事が出来るので余分な費用も抑える事ができます。
- リフォームやリノベーションを他の工務店にお願いする際に住宅履歴があれば、情報が全て揃っているので、施工会社が異なってもよりベストなデザインと適切な施工を行う事ができます。
- 売却する際、住宅の状況が一目で把握できますので適正な価格で家を売却する事ができます。
- 中古住宅を購入する際も、住宅履歴情報管理システムがあれば家の情報をすべて把握できますので、お客様は安心して購入する事ができますし、購入後のリフォームやリノベーションを検討する際も安心です。
宮城県優良住宅協会へのお問い合わせ
ご相談ダイヤル
受付時間 / 平日 10:00 – 16:00